今日から長野市は県議会選挙の告示となり候補者の皆さんが出発。
街に遊説カーの声が響いています。
今回は、何名か撮影させてもらいましたが、その中でも印象的だったのは、加藤やすはるさん。
ポスター、リーフ、後援会だよりなど様々なシーンで使いたいとのご要望で、スタジオに、ロケにと写真撮影を昨年からさせてもらいました。
県職員を24年された方で、頭の回転が速く、優秀。
本当にまじめな方で、ポスター撮影前に
「新人の方は、自然な笑顔を撮るのに苦戦します。撮影日までに笑顔の練習と検索するといっぱいでるので、練習をお願いします。」とお伝えするとわかりましたとのこと。
もう、すぐわかるんです、これ。
本当に信じて練習してくれた人と、そうでない人。
加藤さんは、ちゃんと練習してくれてました。
今日は、篠ノ井の地元なので、出陣式も撮影。
順調に進み、沿道に出て、第一声をしている時の事。
最後にかけつけた皆さんに握手をしてまわるシーンがありました。
ん?なんか子どもとずいぶん長く握手してるなぁとシャッター。
右手は二人目が終わっているのに、まだ左手の子どもの手を離さない。
実はこの子、加藤さんのお子さんだったのです。
新人として、安定の県職員を辞し、議員として立候補。
ご本人の誓いのためにスタートを切った半年前。
ひょっとしたら、
家族全員が最初から賛成だったわけでは、なかったのかもしれない。
何回も家族会議もあったかもしれない。
ずっと離さないその手が、子どもに、家族に、今日までの感謝を伝えているようで、
目標に向かってがんばるお父さんの背中を通して、伝えたいことがあるようにも見えて、
ちょっとウルっときちゃいました。
偶然、撮影できた一枚ですが、
何気ないこの瞬間に、お父さんからの家族の絆を感じた一枚でした。
長野市の皆さん、加藤やすはるさん、優秀です!あたたかい人です!
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